猫作家EMYの制作の日々


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表現力

びー玉さんでの『7人の猫科の女たち』展は先週無事に終了致しました。
足をお運び下さった皆様、ありがとうございました。
大阪で展示会に参加する事はほとんど無かったので
今回初めて私の作品を見て下さった方もいらっしゃった様です。
見て下さった方の心に「何か」がほんのりと残っていればいいな・・・なんて思っています。

さて、搬出も終わって少しホッとしていた私の元にこんなものが届きました♪


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これはお友達ののりきちさんが作ったフォトブック『アオメちゃんのこと』です。
のりきっちゃんはずいぶんと前から猫写真を撮っている方で
私は昔から彼女の猫写真の大ファンです。


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この写真集は彼女が出会った「アオメちゃん」という猫さんの子育ての風景が
優しい目線で切り取られています。
今回、この写真集のページをめくりながらじんわりと涙が出て来ました。
それはきっと彼女が持っている「感性」という琴線に私の心が触れているからだと思います。

昨今、デジタル一眼のカメラが普及して、カメラ人口がドッと増えました。
コンパクトカメラでは表現出来なかった「空気感」「臨場感」をたやすく得る事も出来ます。
猫の雑誌にはそんなセミプロチックな投稿猫写真が花盛りです。
でも良いカメラと技術を持ったからといって
誰もが岩合光昭氏の様な写真が撮れるわけではありません。
同じ絵の具と紙を持っても、皆が同じ絵を描けないのと同じです。
それぞれの持っている感性が「ひとつの作品」として表現されるのでしょう。
表現者はみな、この「自分感性の表現法」に四苦八苦と苦しんでいるのだと思います。

のりきちさんの写真から、私はいつも岩合氏と同じ匂いを感じます。
それはきっと彼女の持っている「感性の色」が岩合氏と同じなんだろうと思っています。
技術だけでは無い、ファインダーに写る景色だけでは無い
そのずっと奥にある「表現力」を、きっと彼女は無意識に自分の内に持っているのだと思います。
そしてそんな風景に出会える「運」も岩合氏と同様、生まれつき持っているかもしれません。

絵や立体の作品を作っている私も、いつも「表現力」という壁にぶち当たります。
自分の中にある(であろう)この表現力を常に意識していたいとつくづく思います。

のりきちさんの素敵な写真はブログふぉとまでも見る事が出来ます♪
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by emysblog | 2010-05-24 11:13